1966年に創業した栄和物産は
2016年4月に50周年を迎えることができました。
1960年代は電子機器が普及して、コンデンサ部品などは日系メーカーが世界のシェアを
その当時より握っており、弊社は1970年代に掛けて日本の部品を東南アジアへ輸出する事により
日本の部品のグローバル戦略化に貢献しました。
しかし、その後、海外ローカルメーカーが現地で部品を生産する様にになり、部品の輸出から
部品を構成する材料および部品製造設備の輸出入にビジネスの方向性をシフトして行きました。
電気機器に欠かせない電子部品の根幹を支える材料は、たった一箇所の不具合も許されません
例えば一箇所の材料の欠陥が自動車部品に入り自動車が爆発する可能性もなりえます。
その為、海外の材料をご紹介する場合も信頼できるメーカーを慎重に確認する必要もあり、
例え材料承認になったとしても、継続的に不具合が起こらない体制を管理していく必要性が
あります。
弊社はこの業界で様々なメーカー様、お客様のサポートを得て、どの様にお客様に貢献できるかを常に考え、
ノウハウを蓄積し成長、発展させて頂きました。
常に新しい情報、安全管理、環境管理、市場動向などを捉えお客様に付加価値を
提供し続ける事が弊社の価値です。
今後も弊社は様々な製品の貿易を通し、世界中のお客様のお役に立つ為に最善を尽くしてまいります。
50年に渡る歳月は決して順風満帆では御座いませんでした、いかなる危機や障壁も乗り越えて
行けたのは、長年に渡るお客様のご支援やご指導のお陰だと確信し、感謝の気持ちで一杯です。
我々栄和物産はこれからも様々な価値をご提案できる為に努力を惜しまず最大限の貢献をさせて
頂きます。
有難う御座います、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
昭和41年 |
前代表取締役 伊藤幸明が、電子部品及び船舶関連機器の輸出を目的として東京都千代田区に栄和物産株式会社を設立。当初の取引先は主として欧州、北米、東南アジア。 |
昭和44年 |
電子部品の東南アジア各国との競争激化の為、部品本体の輸出に加え、おもにコンデンサの原材料の輸出を中心に注力、東南アジアに販売開始。
(株)石井製作所(リード線)、(株)山崎製作所(封口ゴム)、(株)皆藤製作所(巻取機械)の輸出代理店となる。 |
昭和52年 |
海外の電解コンデンサの原材料輸出先の要求に応えコンデンサ製造及び関連機器の輸出開始 |
昭和54年 |
電解コンデンサに加え、フィルムコンデンサ製造及び関連機器の輸出開始 |
昭和55年 |
三菱樹脂株式会社のプラスチック加工製品の輸出開始。 |
昭和57年 |
民生機器及び産業機器の技術サービス供与を伴った、電子部品の輸出拡大。 |
昭和59年 |
三菱樹脂株式会社の海外販売代理店契約締結。 |
昭和62年 |
日立電子エンジニアリング株式会社のタブ製造機械に関し海外販売代理店契約締結。 |
昭和63年 |
プラスチックテープに関し東洋化学株式会社(現電気化学工業株式会社)と海外及び国内販売代理店契約締結。 |
平成2年 |
インド市場に於ける業務拡大に伴い拡販の為インド駐在事務所開設。
KDK株式会社とアルミ箔販売に関し海外販売代理店契約締結。 |
平成3年 |
収縮チューブ販売に関し帝人商事株式会社(現 NI帝人商事株式会社)と海外販売代理店契締結。 |
平成4年 |
韓国三亜電工株式会社(現 KISTRON CO.,LTD.)とCP線の海外及び日本国内の販売総代理店契約締結。 |
平成5年 |
韓国三亜電工株式会社(現 KISTRON CO.,LTD.)製CP線を日本国内に販売開始。 |
平成8年 |
韓国三亜電工株式会社(現 KISTRON CO.,LTD.)製高純度アルミ線の海外販売を開始。 |
平成9年 |
イタリアのARCOTRONICS ITALIA SPA社と同社製コンデンサ製造機器の日本国内販売店契約開始。 |
平成12年 |
韓国三亜電工株式会社(現 KISTRON CO.,LTD.)製高純度アルミ線の日本国内販売を開始。 |
平成19年 |
韓国Nuintek蒸着フィルムを日本国内に販売開始。 |
平成21年 |
台湾LIBOLONナイロンレジンを日本国内に販売開始。 |
平成22年 |
ドイツSpezialpapierfabrik Oberschmitten GmbH(SPO)社とコンデンサ紙の日本国内の販売代理店契約締結。
ドイツKopafilm Elektrofolien GmbH(Kopafilm)社とコンデンサ用BOPPフィルムの日本国内の販売代理店契約締結。 |
平成25年 |
ドイツDiotec Semiconductor AG社と公式代理店契約締結。 |